遅刻も残業もできない駅 上白滝駅

上川から約34キロ、ようやく次の駅、上白滝駅です。
時間にすると1時間ほどかかります。

▼駅名標
上白滝1
以前は、上川駅との間に天幕駅をはじめ今は信号場となった駅があったことを感じさせる次駅表示がある駅名標です。

▼駅舎
上白滝2
木造の古い駅舎が残っています。
北海道の山間部にあるだけに、冬は厳寒に耐えてきたと思われる駅舎は尊厳が感じられます。

▼駅前
上白滝3
上川駅との間の廃止となった駅との大きな違いは、駅前はそれなりに民家や工場のようなものがあり、無人地帯ではないことです。

▼駅内
上白滝4
ただ利用客が極端に少ないので、座る人がいないベンチは汚れていました。

▼出札跡
上白滝6
完全に封鎖されています。
小荷物カウンターだけが痕跡を感じさせます。

カウンターには、ここで過ごす鉄ちゃんのための漫画本(笑)、それに駅ノートがあります。
もちろん、記帳させていただきました。

▼時刻表
上白滝5
不鮮明ですが、朝と夕方に1本ずつしか列車は到着しません。

これが上白滝駅の最大の特徴で魅力でもあります。
ここを通勤や通学で利用すると例えると、絶対に遅刻も残業もできない駅です。

▼改札
上白滝7
ここだけ、窓口が残っています。

▼構内
上白滝8
駅裏は草原です。
1面1線の棒線駅、信号場機能はないので、旅客営業が廃止されたら、あったいうまに駅があった痕跡はなくなってしまいそうです。
そんな日がこなければ良いのですが・・・

▼列車がやってきました
上白滝9
なんだか、ほっとします。
もし夕方のこの列車が運休したら、明日の朝まで列車はありません、それも同一方向に行くためには、24時間待たなくてはなりません。

到着した列車からは1名男性が下車しました。

あきらかに鉄道ファン。
お互いに、「ここまでどうやって来たのかな?」、「ここで降りてどうやって帰るのかな?」という思いを抱き、なんとなく会釈してすれ違う、一瞬の出会いを感じさせてくれた駅でした。




(2013年7月撮影)




全国の駅はこちら misakitty station

北海道 鉄道
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No title 

 同業者が1人だけ?
 おじさんではなく?

 地元のおじさんが遠軽への通勤の足として利用しているので、朝夕1本ずつおじさんの為の列車が停まる駅なんですよ。
 あれ~?
 曜日によって違うのかな。

 そんな誰かの為に潰せない駅として、鉄道の優しさを象徴する代表の駅だったのですが。
 ということは、この駅の利用者はテツだけに…?

 私が利用者のおじいさんを見たのは……5年くら前だったかなぁ。
 その後も変わらずお元気なんだろうか。気になります。定年…なのかな……

Re: No title 

唯一の定期利用者のおじさんの存在が気になりますね。

私が訪問したのは月曜日だったので平日です。
下車した方が鉄道ファンであることがわかった理由は、この日の数時間前に、この方が下白滝駅で駅撮りしているのを、通過中の「オホーツク」の車内から目撃しているからなんです。

定期利用者がなくなると...まさか廃駅に!そんなことになってほしくないですね。

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